新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」見てきたよ
こんばんは。
今日は新海誠の最新作「すずめの戸締まり」の映画を見てきました。
簡単に感想を残しておこうと思います。
以下ネタバレ注意
この作品は私たちにとって身近な災害「地震」に着目して作られた物語でした。
日本列島の地下には巨大なミミズがおり、そのミミズが地上へと出てきて地面に打ちつけられることで巨大地震が起きてしまうという設定。
ミミズがいる常世と今の世界を繋ぐ扉が開いてしまうので、その扉を閉めながら日本中を旅(家出)するといったストーリー。
私自信、3.11の時は中学生で部活中に大きく揺れて、フェンスやポールが大きい音を立てたのを今でも覚えています。
そんな3.11でお母さんをなくしたすずめ。
お母さんを探す描写が流れた時は涙が止まりませんでした。
それと同時に、首都直下型地震がいつ起きてもおかしくないと言われている現在に当てはめて考えるととてつもない恐怖に襲われました。
いってらっしゃいいってきますと別れてもう一生会うことができなくなるかもしれない。
それは地震だけに限らず、事故や病気など毎日何が起こるかわからない中私たちは生きているんだなと実感しました。
喧嘩したまま仕事に行くのは辞めよう。
いつ死んでも後悔ないように生きよう。
そんな単純なことをあらためて深く心に刻まれた気がしました。
すずめは死ぬのが怖くないのかと作中何回か問われていました。
すずめは「怖くなんかない、草太さんがいない世界を生きる方が怖い」と
言っていました。
残された方の辛さって計り知れないものがあると思います。
旦那さんがもし突然いなくなったらと思うと、
そんな中自分は生きていかないといけないと思うと、
想像できないくらい辛いです。
無理だと思います。
それなのに私は常日頃、
仕事にやりがいを感じないし、人生に目標がないから生きてる意味がないだの
散々言ってきました。
聞いている旦那さんに相当悪いことをしていたんだなと気付かされました。
なのでこれからはマイナス発言ばかりじゃなくいつ死んでも後悔ないように
笑って生きていけたらいいなと思います。
途中から映画の感想じゃなくなってた(笑)
とても感動して、人生について考えさせられる映画でした。
おばさんとの言い合いの場面。
ほんとに胸が痛かった。
私もお母さんにひどい言葉を投げかけたことがたくさんあるけど、
もっとちゃんと毎日楽しいよって伝えて安心させないとなと思いました。
読んでいただきありがとうございました!